へー!世界で食べられている発酵食品トリビア

発酵食品は世界中で食べられている食品です。ここでは世界で食べられている個性的な発酵食品をご紹介致します。 日本の発酵食品をまとめたページ
もありますのでそちらもご覧くださいね。

シュールストレミング

シュールストレミング

ウィキペディアの画像をお借りしました。

世界で一番臭い食べ物、として有名なシュールストレミングは、スウェーデン生まれの発酵食品で、ニシンを塩漬けにしたものを10~12週間発酵させて作られます。

北欧にあるスウェーデンではニシンは大量に取れますが、従来の塩漬けによる保存には大量の塩が必要であり、日照時間や薪の乏しい環境のスウェーデンでは塩は貴重品でした。

そのため、樽で薄い塩水に漬けるという保存方法が取られたのですが、これは大量の塩を層状に詰め込む発酵方法と異なり、凄まじい臭気を発するほど極度に発酵してしまうシュールストレミングを生みだしました。塩を節約出来るこの方法は14世紀には国中に広まり、17世紀には王軍の主要な糧食とされていたそうです。

シュールストレミングは、実際どれぐらい臭いのか?世界一臭いと言われると興味がわきますが、インターネットで検索すると、「シュールストレミング  復讐」という恐ろしい検索ワードが上がってきます。。嫌がらせに使える程の臭さだということでしょうか?!

臭気指数計の測定によると、納豆の約18倍の臭さで、あまりの臭さに失神する人もいるそうです。一部の国では危険物として取り扱いを厳重に規定されている国もある程で、航空便での持ち込みも一切出来ません。

船舶輸入したものなら日本でも購入する事ができますが、5000円という高価な食品ですので、なかなか日本での一般的な消費には繋がらないでしょうね。

カカオマス

カカオマスはチョコレートやココアの原料です。カカオ豆をバナナの皮でくるみ(もしくは木箱などで)発酵させ、乾燥、焙煎、磨砕したものを言います。食物繊維やポリフェノールが豊富で、ポリフェノールには抗酸化作用、抗がん作用、糖尿病予防、動脈硬化予防、など様々な健康効果があると言われています。チョコレートも、広義の意味では発酵食品と言えるでしょう。

生ハム

日本では食肉の文化が根付いてまだ歴史が浅いため、発酵食肉製品の文化は欧米諸国に比べ及ばない部分もあります。欧米では発酵食肉製品も発酵食品としての地位を獲得し、いわゆる機能性食品として医師が食べることを進めるほど。

特にイベリコ豚の生ハムは、アミノ酸、ビタミン類、ミネラルなどが豊富で、油分も半分以上はオレイン酸で「足のついたオリーブ」と言われており、スペインでは心臓病患者の推奨食品に指定されています。

キビヤック

アラスカやグリーンランド、カナダのイヌイットの伝統的発酵食品です。

アパリアス(海鳥)を直射日光の当たらない場所に一日置き、アザラシの内臓を取り出し、そこに数百羽のアパリアスを入れ、縫合します。これを地面に埋め、2カ月から数年間発酵・熟成させます。これを掘り出し、アザラシの腹を裂いてアパリヤスを取りだし、その肛門から内臓を吸い出して味わうそうです。

また、肉や脳味噌もそのまま食べられるそうです。キビヤックは、発酵によって生成されたビタミン類が豊富であり、アラスカなどでは貴重なビタミン元です。シュールストレミングに並んで世界の異臭料理としても有名ですが、味は美味でありブルーチーズのような濃厚な味だそうです。